1. |
NARCIS
04:16
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輝ける銀の玻璃の
凍てついたその奥底で
お前は何を見つめて
いるのだろう
物憂げな翳る頬を
指先でそっとなぞる
透き通る境界
溶かしてよねえ PASSION
輝ける銀の玻璃は
凍てついた硬き繭
お前に触れる術はない
永遠に
物憂げなる昏き眼
伏したのは君か僕か
透き通る境界
砕き割る今 PASSION
指を絡めて 口づけをして 愛おしく触れて
突き刺さるまで
ねえあたしたち大丈夫 運命よ
決して別れることはない 永劫に
ねえ ぼくたち ごめんね ずっと一緒さ
だからもう二度と出会うことはないのだろう
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2. |
大電球虫
03:02
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黄金月灯る夜に いつもと同じ
あの夢を見る
浮かび上がる まだらの壁は
揺籃の繭 鉄線の群れ
電脳海に漂う お前のエゴは
ふやけて消える
膨れあがる 青白い肉
変身やがて 光帯びる
Visions
激しく振れるフィラメントの
月が歯を剥いて 笑う
今輝きを増す
お前の身体から
この世界さえ灼く
電球となる
今輝きを増す
お前の身体が
君の瞳を灼く
電球となれ
黄金月夜に空を 駆け抜けてゆく
一匹の虫
駆け昇る彼の身体は
星をも食らう 楕円の硝子
電脳海より出づる 黄金月は
楕円の硝子
幾億万ワットのエナジー
接続そして 狂気を帯びる
Delusions
明滅繰り返すフィラメントの
月がお前に語りかける
今輝きを増す
お前の身体から
この世界さえ灼く
電球となる
今輝きを増す
お前の身体が
君の瞳を灼く
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3. |
天落
07:24
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足音さえ凍る夜
浅い階段を下る
輝かぬ星々を浮かべた
川面へ降りてゆく
幻想の私生児たち
夢の流れの泡沫
胸へ押し寄せる黒い水は
いつか私が還るべき温度
意味を持たぬ言織りなす織人は
ぎこちなく だが擦り切れよと踊り狂う あの巫女は
遥かにして届かぬ
楽土を追われし罪人ら
氷像の胸の裡
無欠なる美の凝結の
安らがぬお前のその痛みが
私へ降りてくる
泡沫は像を結び
朧げに示すかの楽園の
宴の痕微かに留めた
光浮かび溶け消えてゆく
意味を持たぬ言織りなす織人は
ぎこちなく だが擦り切れよと踊り狂う あの巫女は
欠け破れた この手では掬えない
ただ零れるばかりの命の滴りは歪んだ氷筍へと結び
遥かにして届かぬ
あの楽土より 不具の私が堕ちる
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4. |
マニアカル・エクスタシィ
05:05
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熱の途絶えた 雲のLabyrinth
微睡みに揺蕩う 銀のHorizont
果てなく注ぐ 乳なる河が
器へ満ちる 虚ろな夢想
暁と共にさらばえる身ならば
ただこの夜だけは
運命の路は Constellation
馳せる想いは 遥か彼方
解けた約束 No Mercy
訪れぬ頂の 夢想
暁と共に朽ち果てる身ならば
ただこの夜だけは
*マニィアカル・エクスタシィ
待ち続けてる あなたの影
消えては結ぶ
今ここで待つ Uranoia
マニィアカル・エクスタシィ
待ち続けてた 千年紀の
終わりは同じ
ただ繰り返す Uranoia
暁と共にさらばえる身ならば
ただこの夜だけは
*
摘み集めた命の光
無数の目がお前を睨む
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